カトー菌について

有機栽培しているエコノーサン宮林さん。
毎月集金にいくと、カトーエキスの情報を教えて頂いております。

2009年10月10日(土曜日)

カトー菌を構成する有効微生物群

カトー菌は、130種類余の有用微生物かあ構成されています。その有用微生物は、大別して細菌と酵母菌から成り立っています。酵母菌である酸化還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、合成酵素などがバランス良く配合されています。有用微生物は、ビタミン、ホルモン、アミノ酸、核酸などの動植物に必要で健康を維持する菌体から構成されています。

■カトー菌を構成する微生物の一例

  • リゾビーム(細菌)
  • フラボバクター(細菌)
  • スプードモナダーレス(細菌)
  • アスロバクター(細菌)
  • アグロバクター(細菌)
  • ニトロバクター(細菌)
  • アゾタバクター(細菌)
  • チオパラチス(硫黄菌)
  • ミクロポスポラ(放線菌)
  • デバリオミセス(酵母菌)
  • アスベキルス(糸状菌)

春日システム カトー菌パンフレットより引用

自然生態系の中での「カトー菌」のメカニズム 動物編

家畜の飼料消化吸収率は約40%で、残り60%は排糞となります。排糞の中には蛋白質と腸内細菌があり、そこへカトー菌を投与しますと蛋白質が分解され、糖質とアミノ酸に変化します。アミノ酸はビタミン、糖質、蛋白質で成り立っており、栄養分に変化し、飼料・肥料として再利用します。また、有害細菌は乳酸菌に、それ以上の変化は抑制菌で止めます。そして、水素細胞の働きにより、PH値が極端に下がり有害細菌は死滅し、栄養分になります。これが、動物におけるカトー菌のメカニズムです。

春日システム カトー菌パンフレットより引用

有機農法で生産した山形農産物を直送する エコノーサン宮林

カトー菌開発者 加藤正耕さんの紹介

~劣悪化の一途をたどる生活環境を良い環境に~
カトー菌の開発者加藤正耕氏(山形県南陽市在住)は、自然生態系を学際的見地から研究され、微生物の本体の性質をより有効に活用することや、各種微生物のそれぞれの持つ役割等々について明確に解析し、各微生物の共存の状態を作り出すよう研究し発酵菌の集合体「カトー菌」を開発されました。

その実績は、60年以上に及ぶ後代検定において「安全性と健康」を証明されています。
特許NO49-142144、NO51-035269等々で紹介されているように応用技術は各方面で絶大な成果を上げています。

また、加藤氏は、東京大学菌株保存機関、J.F.C.C.日本微生物菌株保存連盟等々の会員として微生物の研究に取り組まれています。
近年は、中国政府からの要請を受け、中国の食糧問題、公害問題の仮称に取り組み他の追随を許さない顕著な成果を上げ高い評価を受けています。
平成5年にテレビ放送された「カトー菌による生態系に優しい農林業」(文部省、NHK制作、島根大学安達生恒教授解説)において紹介がされておりますが、環境汚染浄化、家畜飼育の無公害化、農林業の無農薬化等々に対して多大な効果を発揮しております。

カトー菌 「春日システム」 (家畜排泄物無臭乾燥システム)とは

 微生物は、本来その自然的な生息条件において、自然の物質循環に大きな役割を果たします。
 主な作用として「発酵作用」と「腐敗作用」があります。
 発酵作用は、好臭を放ち生物の健康保持に大切な物質を生産し、人間社会に有用な働きをします。
 アルコール製造、発酵工業(食品、抗生物質、有機酸、アミノ酸、酵素生産等々)生産製造工業(生理活性物質、核酸関連物質、菌体製造)等々は純粋培養系の微生物の挙動の研究がなされて実用化(特に発酵作用を利用して作られる発酵食品味増、しょうゆ、パン等)に利用されて身近に接しています。
 腐敗作用は、悪臭を放ち生物にとって有害な物質を生産し人間社会に悪影響を及ぼし病気、食中毒などの元を作り出します。
 発酵微生物集合体「カトー菌」にて生じる発酵作用を利用して、排尿を無臭にて処理し、畜舎からも臭気を取り去った無臭畜産経営方法が「カトー菌春日システム」です。

システムの特徴

畜舎、排糞乾燥設備、尿溜め槽からも悪臭が消え、それらに接する人間にも体臭として残りません。排泄物による悪臭がなくなり、環境が改善されますので家畜が健康に飼育できます。はえ等の害虫が減少します。排糞(90%)7~10日の短期間で水分30%程度に乾燥できます。現在、生産されている堆肥以上の良質堆肥生産が出来、その作用により作物が健康に生長し、より美味しいものが多収出来ます。無公害畜産法(特許)を応用することで飼育経費が大幅に削減することが出来ます。

カトー菌の家畜使用についての安全性

 カトー菌は、以下の条件を研究実験によりすべてクリアーしており、腸内微生物叢によい働きをします。その安全性は、60年以上に及ぶ後代検定において「安全性と健康」を証明されており、各種畜産に飼料添加しその使用を実践していますが、いたって良好な結果が得られております。

■ 微生物応用技術の条件

  1. 動物に対して非病原性であること。
  2. 腸内で胆汁に対して死滅しないこと。
  3. 腸内の酸性度、酵素等々に左右されないこと。
  4. 腸内微生物よりも増殖が早く、腸内で働くこと。
  5. 嗜好性の優れた微生物であること。
  6. 悪臭元(硫黄化合物、窒素化合物、炭素化合物など)に対して脱臭作用があること
  7. 腸内で発酵作用にのみ働く微生物であること。(腐敗作用は絶対不可)
  8. その他

 腸内微生物叢(在来菌)には、以下の働きがあります。カトー菌を、家畜に給餌することによりこれらの働きを高めます。

  1. 内蔵機能の働きの助長
  2. 消化吸収の代謝
  3. 脂質、糖質の代謝
  4. ホルモン、ビタミン等の産出
  5. 有害物質の分解排除
  6. 免疫力
  7. 病原菌、有害菌の感染防御
  8. 脱臭作用
  9. その他

家畜の一般飼育とカトー菌飼育の特徴比較

■一般(在来)飼育

腸内作用の不活性化
 ↓
腸内に不健全な微生物叢が発生
 ↓
耐性菌の出現
有用微生物の現象、死滅
有害微生物の増加
 ↓
有用物質の生産量減少
生理活性物質の減少
 ↓
有害菌、有害物質の増加、蓄積
悪臭発生(NH3、H2S他)
その他
 ↓
 家畜の不健康化
     ↓
    成績下降、減収

 ↓
 排糞は、腐敗作用へ
     ↓
    悪臭、病害虫の多発

■カトー菌飼育
腸内作用の活性化
 ↓
腸内に健全な微生物叢が発生
 ↓
耐性菌の不出現
有用微生物の増加(ラクトバチルス等)
有害微生物の減少
 ↓
有用物質の生産量増加
(バクテトロイデ、有機酸、各種アミノ酸酵素類、ビタミン類、補酵素類他)
生理活性物質の増加(デスストラン、エフェドリソ他)
 ↓
有害菌微生物の減少、有害物質の分解排除
免疫向上
無臭・・・微生物蛋白に変わる
その他
 ↓
 家畜の健康化
     ↓
    成績向上、増収

 ↓
 排糞は、発酵作用へ
     ↓
    無臭、病原菌の減少

*一部の研究機関においては、カトー菌の使用により有害微生物の極端な現象結果が見られるため殺菌効果と発表されていますg、開発者加藤氏の説明によると殺菌ではなくカトー菌の抑制効果による有害微生物の極端な現象であるとの見解です。

乾燥時間の短縮と良質の堆肥製造について

 発酵菌による堆肥製造は、微生物にとって必要以上の水分を大気中へ蒸発発散させます。
 腐敗菌による堆肥製造は、空気中、地下水から水分を取り込み物質に粘りを出したりして乾燥を遅らせます。
 また、高温(70度から80度)になってカロリーを放出し悪臭のこもった有害物質をたくさん含んだ堆肥になります。
 春日システムでは、排糞は排泄時に菌体化された状態になっており乾燥速度は速く、しかも低温(40度前後)で堆肥化しますので排糞中のカロリーを損失が少なく腸内発酵で産出された有用物質(ホルモン、酵素など)を豊富に含んだ良質堆肥となります。
 硫酸態窒素、アンモニア態窒素を微生物に変えた堆肥となっております。土壌還元することで効果が現れ、良い作物を作ることが出来ます。

カトー菌畜産応用技術について

 島根大学安達生恒教授に紹介されたように排糞を飼料化して、飼料経費を削減した以下の経営が実践されています。
1.採卵鶏においては、採卵寿命が驚異的に伸び、卵質が向上し、飼料経費を削減した経営
2.肥育牛、肥育豚においては、肉質が向上し、そして内臓に異常が無く飼料経費を削減した経営
家畜の種類、入手できる材料、飼料価格、技術力等により差はありますが、採卵鶏で20%以上、肥育豚で25%以上、肥育牛で50%程度の飼料経費削減が可能です。
「健康、安全食」として首都連生協はじめ消費者グループ、環境保全グループ等々から推薦されている技術であり、また、農業高校、大学の教材としても活用されています。
 家畜疾病との戦い、また、公害発生源としての畜産経営から脱却し、良質の畜産物供給農業として無臭に近い状態での畜産経営が実践されています。


生きた微生物を介添えとして
 飼料は他の飼料と異なるものであることを知る必要があるカトー菌たいの発する内生また外生酵素の生態に対する反応はまだ科学的に解明されがたいものである。含有されている微生物は活性態である 現の技術では分析の方法もないし分析されない生体に必要な特殊物質が神秘性をはらんだまま包蔵されていることは否定できない事実である

 このことは実際家の得る効果と識者の見解とが常に相反していることから知れる カトー菌体によって栄養価値の向上するということは 他の濃厚成分の添加又特殊処理による濃厚化とは異なる。

 カトー菌体を添役として摂取飼料の栄養価値(可消化 消化酵素の補助)及び菌体及びその生産物の生体におよぼす好影響のすべてを含め

各種:抗生物質
酵素:ジアスタネーゼ(アミラーゼ)
マルターゼ
エンドトリプターゼ
デキストリナーゼ
インペンターゼ
グリコーゲナーゼ
デキシトリン
チターゼ
チコーゼ
ラクターゼ
プロテアーゼ
リパーゼ
トレハラーゼ
イヌリナーゼ
エンドトリプターゼ
メリビアーゼ
スクラーゼ
ペプターゼ
チマーゼ
ニレクレアーゼ
ペルオキシターゼ
アルギナーゼ
ナンナーゼ
マンナーゼ
エムルシーン
ペクチナーゼ
エステル
インブエルターゼ
リグニナーゼ
セルラーゼ
ヘミセルラーゼ
ペクチターゼ
オキシターゼ(エルゴステリン)
ラブ酵素
その他
ビタミンa
ビタミンb1
ビタミンb2
ビタミンb3
ビタミンb4
ビタミンb5
ビタミンb6
ビタミンb7
ビタミンb12
ビタミンc
ビタミンbz
ビタミンd
ビタミンd2
ビタミンe
ビタミンf
ビタミンh
ビタミンm(葉酸)
ビタミンk
ビタミンl
ニコチン酸
パントテン酸
ビオチン
ヘモーゲン
プロビタミン
カロチン
など

アミノ酸
ヒスチヂン
アルギニン
セリン
グルタミン酸
アスパラギン酸
ブアリン
スレヲニン
フェニールアラニン
リジン
ロイシン
アラニン
チロシン
プロリン
インベルターゼ
バリン
シスチン
トリプトフアン
イソロイシン
トレオニン
メチオンニン
グリシン
マルターゼ
カタラーゼ
ペプシン塩酸

ホルモン:女性ホルモン(1kg中1g)
インシュリン

菌体成分:
炭素
水素
酸素
窒素

硫黄
塩素

加里
石灰
硫酸
苦土
カリウム
ナトリウム
マンガン
ヨウド
ケイサン
ソウダ
マグネシウム
ヨウソ
フッソ
など


消化力増進
成長促進
産卵増量
換羽迅速完了
骨格強化
抗病力の増進
脚弱病予防
卵質改良
肝肥症予防
卵重量増大
卵殻強化
など

カトーエキスは人の健康を第一に考えて作られている製品です。
安全な食品を作るための飼料、肥料、公害防止など
鶏の白血病(血液ガン)流行時1羽も出さず
ニューカッスル病:カトー菌使用者から1羽も出ていない
外国での1例、ベトナムサイゴンの大養鶏場でCRD(呼吸器)当時死亡第一級が流行中1羽の病鶏もだしていない。これらのインフルエンザ系にも強い力を示した
豚の内臓、一般養豚の90%に内臓異常があったが、一頭の豚にも以上を認めなかった(米沢公的)
鶏の遺伝、子、孫、曾孫の三代を調査。完璧であった。
犬猫などペット類、牛などに数々の効果が報告されている

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