あわせて読みたい


出羽仙台街道中山越 文化遺産オンライン
出羽仙台街道中山越は奥州街道から分かれて出羽に通ずる峠越の一つで、江合川の北岸沿いに、現在の国道47号線・国鉄陸羽東線と並行して走る。奥州街道吉岡宿(宮城県黒川...
奥州街道から分かれて、羽州街道に至る峠越の街道の1つである。すなわち奥州街道の吉岡(宮城県黒川郡大和町)から分岐し、中新田(同加美郡加美町)、岩出山(同大崎市)、鳴子(同大崎市)、堺田(山形県最上郡最上町)を経て、舟形(同舟形町)で羽州街道と合流する街道である。
古くから知られた街道であるが、松尾芭蕉が行脚し『おくのほそ道』に記していることや、宮城県及び山形県で実施した「歴史の道」調査において歴史的重要性の価値があるとして、昭和52年(1977年)から、両県によって復元整備が行われた。その結果、大崎市(旧鳴子町)から最上町に至る4.2kmの旧道が、指定された。林の中に整備された街道は、遊歩道的散策道路ともいえるが、往時を偲ぶ名所・旧跡が随所にみられる。
あわせて読みたい
山形の文化財検索サイト「山形の宝 検索navi」
山形県内にある文化財の検索サイトです
関連記事
関連キーワード
- 最上町
- 舟形町
- 大崎
- 街道
コメント