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山形は晴れ。

2011年6月7日(火曜日)

平成23年6月7日

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一葉は落ちて天下の秋を知る

いちようおちててんかのあきをしる

落葉が早い青桐の葉が一枚落ちるのを見て、秋の訪れを知る。わずかな前触れから、物事の衰えやその後の大勢を予知するたとえ。

一葉落ちて天下の秋を知る
鍋の肉の味をみようする場合に、鍋の中の肉を全部食べなければわからなぬということはない。その一切れをなめてみれば、鍋の中の肉全部の味を知ることができるのだ。また、湿気に感じない羽と、湿気をよく吸う炭とを秤にかけて、空気が乾燥しているか湿気をもっているかを知ることができる。このようなのは、小さなものをもって大きなものを明
らかにする例である。また梧桐の葉が一枚落ちるのを見れば、年の暮れに近づいたことがわかるし、瓶の中の水が凍っているのを見れば、世の中全体が寒くなったことがわかる道理、これは手近なものから遠いものを推察する例である。

これは前漢の時、淮南王であった劉安が著した『淮南子』という書物の「説山訓」の章に見える言葉である。この中の「一葉落つるを見て、歳の将に暮れんとするを知り、瓶中の氷を見て、天下の寒きを知る。」が、李子卿の「秋虫賦」に「一葉落つ天地の秋」となって見え、「文録」に唐人の詩として載せられたものに「一葉落ちて天下の秋を知る」となって出ている。

『淮南子』での意味は、小さな現象から大きな根本を悟らねばならぬというのであるが、今ではむしろ、小さな兆候から衰え亡びようとする形勢を察する喩えに用いられている。坪内逍遙の「桐一葉」は片桐の桐をとると同時に、豊臣家の衰亡の意をこめているのだろう。

引用元

四季風呂暦6月

無花果湯(いちじくゆ):
果実がおいしいいちじく。実だけでなく葉も利用できる。葉は薬用によく使われ、お湯に入れ浴すると疲れがとれる。体が軽くなり、日々の倦怠感も薄れていくことだろう。

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