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山形の天気は、曇り。

2013年6月7日(金曜日)

平成25年6月7日

  • 昭和88年6月7日
  • 旧4月29日
  • 水無月

今日は何の日

  • 広島円隆寺とうかさん

静寂の静は真の静にあらず

せいじゃくのせいはまことのせいにあらず

静寂な環境の中で得られる心の静けさは、本物の静けさではない。活動の中で、静けさを保ってこそ、最高のあり方を会得した者の境地である」という意。これは、無念無想の達人の心境である。「無念無想」が進めば、どのような環境の中にあっても、瞬間的に定に入ることができるようになる。様々に心を揺らす大きな出来事があったとしても、心の乱れが尾を引かず、すぐに心の波紋を取り去ることができる。元通りの澄み切った湖面のごとき心を維持することができる。ここに悟りたる者としての真面目がある。私達は、「無念無想」になるためには、人里離れた禅寺で禅定を組む必要はない。日常生活の中で、様々な出来事に対し、心揺らすことなく、澄んだ湖面のごとき心を保っていくことが最大の修行となる。「小聖は山に隠れ、大聖は町に住む」と言われるが、心揺れることの多き日常生活の中で、そうした出来事をどう受け止め、自らの中でより次元の高いものへと昇華するかが勝負である。心の湖面に、小石が落ちた時、嵐の夜の大波となるか、さざ波で収まるか、この反応において、「悟り」が問われるのである。

四季風呂暦6月

無花果湯(いちじくゆ):
果実がおいしいいちじく。実だけでなく葉も利用できる。葉は薬用によく使われ、お湯に入れ浴すると疲れがとれる。体が軽くなり、日々の倦怠感も薄れていくことだろう。

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