鍛高ラムネと鍛高譚(たんたかたん)

北海道の親戚から、鍛高譚が届きました。

新庄で法事があり、親戚が集まった時、北海道白糠町のおばさんに
『白糠町のしそで鍛高譚ができてるんだよ』
『あのしそ焼酎の鍛高譚がですかー』
と話がもりあがって、送っていただくことになったのです。

驚いたのは、しそラムネも一緒に届いたことです。

甘さも控えめで、ラムネをあけると、しその風味がひろがる、しそラムネ。
夏のうだるような暑さの中では、ソーダの爽快感と、しその爽やかさで、体感温度も-2℃なる(予想)。これは、地球温暖化に貢献できる!(希望)

鍛高ラムネは、2つ
赤紫蘇と青紫蘇

いまさらながらのラムネの飲み方
覚書
皆さん、ラムネの開け方知ってますか?

鍛高譚(たんたかたん)

みなさん、もうすでにご存知だと思いますが、しそ焼酎の鍛高譚。

こんな言い伝えが

鍛高譚(たんたかたん)
潮が沖に流れ、海がどんよりと濁ってきました。魚達は息が満足に出来ず苦しんでいます。特に潮に乗って行く者は大変です。
水底に棲んでいるタンタカは、まだ元気がありましたが、みんなの苦しみを見てるとなんとかしなくては、と頭を悩ませていました。
すると長老の海亀がやってきて言いました。「あの山の麓(ふもと)にどんな苦しみもいやしてくれる紫の草がある。私達は、川では生きていけないがお前なら大丈夫。みんなのために行ってその葉をとって来ておくれ」そう言ってはるか遠くにほこんと頭を出している山をさしました。
タンタカは、勇気を出して川をさかのぼりました。流れのつよい瀬も、滝も乗越えて、ようやく青い山のすそまでやってきました。
そこは小漏陽(こもれび)の美しい豊かな大地でした。
紫の草はすぐわかりました。そのよい香をかいだだけで、長旅の疲れが飛んでいったからです。しかし、水にいるタンタカには、その葉をとる事が出来ません。
途方にくれたタンタカを、森の動物がみつけて、わけを聞いてくれました。タンタカの話を聞いた動物達は、かわいそうに思い、手わけして葉をつみ、川におとしてくれました。
タンタカの持ち帰った葉のおかげで魚達は元気をとりもどすことができました。まもなく潮も帰って来て、海に平和がもどりました。
そして魚達は、紫の草のある青い山を「タンタカ山」と呼ぶようになりました。
白糠沖から望む「タンタカ山」は昔も、今も、漁からの帰港の時、目印として大切にされています。

(箱から抜粋)

アルコール分:20%
容量:720ml
原材料:焼酎甲類88%(糖蜜)、焼酎乙類12%(デーツ、しそ)

2008年6月24日(火曜日)

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果実がおいしいいちじく。実だけでなく葉も利用できる。葉は薬用によく使われ、お湯に入れ浴すると疲れがとれる。体が軽くなり、日々の倦怠感も薄れていくことだろう。

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